一級建築士とOTは、それぞれの専門領域で個別の役割を果たしていますが、両者には共通点も見つかります。

まるで立体模型？！浮かび上がって見えたOTのアセスメント力

一級建築士は建物のイメージを立体の住宅模型をつかって表現することがあります。

模型を通じて建物の形状や配置、空間の使い方がより具体的にイメージできると思います。

写真はイメージです

同様に、OTキャンプではあるクライアントより「娘の複雑な状況にお手上げ、困惑している」という依頼がありました。

この状況に対してOTは、クライアントのバックボーン、内なる声、周囲の声などを総合的に捉えてアセスメントしてきます。

そのOTアセスメントの過程を見学していると、何か手に取るようにクライアントの状況が分かった、浮かび上がって見えた気がしました。

そして、新たな課題も見えてきました。

このようなOTのアセスメント力は、クライアントの問題解決や目標達成、最適な生活を目指す時に役立ちます。

一級建築士が立体模型を通じて建物をイメージするように、OTのアセスメントはクライアントの状況をまるで立体的にイメージしているのです。

 

一級建築士の提案とOTのオリジナルなサポート

一級建築士の提案とOTのサポートは、クライアントに最善の選択をするための役割を果たしています。

一級建築士は建築に関するアドバイスや提案を行い、クライアントの予算や環境に合わせた最適な建築計画を立案します。

法的な規制や建築基準に関する助言も行い、クライアントが最善の選択をするためのサポートを提供します。

同様に、OTもクライアントの身体機能面や心身面、環境面、人的な環境面などを様々な側面を総合的に考慮しながら、オリジナルな提案を行っています。

クライアントの持つ良さや可能性を最大限に引き出しながら、最適な選択をサポートすることがOTの役割です。

 

 

一級建築士が建物の設計を通じて快適な空間を創り出すように、OTはクライアントの生活の質を向上させるために努力します。

このような専門的な視点やアセスメントと、実践的なアプローチが組み合わさることで、クライアントにとって最適なサポートを提供することができるのだと思います。

（スーパージェネラリスト　渕之上）