OTキャンプとは

リハビリと聞くと汗水たらして運動をする、マッサージなどといったイメージを持たれている方が多いのが現状です。
私は病院を辞めてから、当事者と自由な環境下で、当事者の方が本当はやってみたかったことや諦めていたことを一つ一つ一緒に実践していきました。
その中で、私はリハビリテーションは運動や作業といった視点だけではなく、
生き方や在り方を考えることができる大切なきっかけになるということを学びました。

リハビリと聞くと後ろ向きに感じる方も多くいらっしゃる中で、
私は少しでも前向きな状況に転換していきたいという想いから”キャンプ”という言葉をあわせました。

OTキャンプには様々な意味が詰まっています。
「キャンプ=生き方」を考えることであったり、
「屋外キャンプ」のように楽しいことをしながら、居合わせたみんなでつくっていくものであったり。
野球選手やNBA選手が行う「春季キャンプ」のように、集中的に自分の能力を高める準備をすることなどを含みます。

共通することは、本人の「意志」があることです。
人の意志あるものは様々な気づきや成長を促し、自分のアイデンティティを気づくきっかけになります。
そのためにOTキャンプでは本人の心をなによりも大切にしています。

子どもであっても、大人であっても、
どんな状況の方であってもOT思考があれば、生きる力を高めることができます。
「心を動かす」ことが大事なのではなく、やりたくなるような「心をつくる」ことを大切にしています。

~OTキャンプでの経験・体験は、自分の揺るがない土台となる~

「自分にできること」自分の価値観・存在・認識を発見し、
キャリアや人間関係など、人生における全ての選択や決断に大きな変革をもたらします。
そして人生を謳歌するための根となる、それがOTキャンプに込めた想いです。

想い

OTは病院やクリニック、何か病が発症した時に初めて関わる専門職でありました。
ですが、私はその病院の枠をでて自由な実践をさせていただき様々な知に触れると、
別に病気のあるなしに限らず、今を生きる皆さん全てに知っていてほしい思考だと思いました。
それは私が担当してきた何も診断されていない一見元気な子どもや主婦、
余命○カ月の方であっても、
その思考に触れて実践を行ったときに、
自分の存在感や価値観、貢献感を確立することができ、
人生におけるすべての選択や決断、生き方に大きな変化をもたらしていくのです。
OTの知を用いながら、一人ひとりの思いに合わせてプログラムを組み立て、生活をより良いものに変えることができる専門職として、
歯がゆい思いも解決し、生活に課題を抱える皆さまに喜びや感動を感じてほしいという思いでリリーズを設立しました。
「支える側」「支えられる側」という従来の関係性を超え、人と人、人と社会がつながり、生きがいや役割を持ち、助け合いながら生活する地域づくりも目指しています。
皆さまの可能性を最大限に引き出していけるよう、誠心誠意サポートいたします。
ぜひリリーズでの新しい可能性にご期待ください。

OTキャンプ考案者:平川雄介

北里大学医療衛生学部作業療法学科卒業。その後、医療社団法人輝生会初台リハビリテーション病院、
船橋市立リハビリテーション病院、在宅総合ケアセンター成城、三軒茶屋内科リハビリテーションクリニックで研鑽を積む。
2020年、株式会社LILYS設立。その他、一般社団法人脳損傷ケアリング学会、せたがや福祉区民学会に所属し、地域発展に努める。
【資格】COPM(Canadian Occupational Performance Measure:カナダ作業遂行測定)、
AMPS(Assesment of Motor and Process Skills:運動とプロセス技能評価)、
ESI(Evalution of Social Interaction社会交流評価)、
A-ONE(Árnadóttir OT- ADL Neurobehavioral Evaluation:神経行動学的評価法)認定評価者。
MOHO(Model of Human Occupation:人間作業モデル)を山田孝氏に師事。住環境福祉コーディネーター2級。
【趣味】旅行、温泉、囲碁、コーヒーの焙煎、美味しいものを食べること、バスケ、テニス、ボクシング
【大切にしていること】人とのお喋り、古き良き日本の文化、自然を感じること

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